ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2011-09-29

ベージュのお花のネイルだょ☆とあなたが言ったから、俺の傷だらけのアイデンててーとひと夏の思い出

a.m.s.恵比寿プレイスです。

最近はもうどうも夏が完全に終わってしまったようで、秋風が吹いてなんだか寂しくなっちゃうよね。読者の若いお嬢さん方におかれましては夏の楽しい思い出があったり、ひと夏の恋があったり、出会いがあったり、別れがあったり、夏も終わって一人夕暮れの渚の砂浜に佇んで枯れ木でSAYONARA.. とか書いたりとかしたんじゃないかと思うけど、別に急にお花のネイル☆とか言い出だしてとうとう解説者36歳気がふれたわけではありません。

だって嘘偽りなく、ベージュのお花のネイルじゃないか。


わたしだって常々ベージュのネイルをやりたいと思ってるんだけど、俺の赤裸々な傷だらけのアイデンててーに寄り添ってくれるベージュのネイルを考えるのは中々大変なことで、そんな中でこのネイルはベージュだけど、コンサバティブじゃないところが中々他に見ないデザインかと思われ、大変よろしおすと思います。ベージュと花ってどう考えても無難な組み合わせなのに、どうみても無難になってないってていうか、なれなかったというか、なる気もない、エレガントなベージュのこの花ならば、俺のアイデンててーにもひっそり突き放しつつ、寄り添ってくれるはずだ。

で、話は元へ戻るけど、わたしの今年の夏の思い出を言っておくことにする。

冬に買って開封しないで流しの下の戸棚に保管してたパスタが、今年の夏の暑さと湿度で蒸れて穀象虫が湧いて、どうも廊下とかを家主の私に断りなく、なんか歩いてるんだよ。それを最近退治した。まさにSAYONARA..穀象虫...一緒に暮らした2年の月日をありがとう幸せになってね あなたがお気に入りのマグカップは置いていくわみたいな置手紙を残して家を飛び出して、バスを待つ間に涙を拭くわ~♪ てかなんで家主が出てかなきゃ行けないんだよ。穀象虫って日本国産のコシヒカリの古米を常温保存しておいたら今までも湧いたことはあったんだけど、今回ほら奥さんイタリア産パスタでしょ?でも不思議なことに、日本の穀象虫もイタリアの穀象虫も見た目が同じなんだよね。どうして?でも、てことは見た目が同じでも、外国の犬とか猫と同じで日本語が通じないから、虫めでてけー!とか日本語で言ってもだめなのかなとか思ってイタリア語で言ったほうが良いのかなと思ったけど、ぶおなせーら!しか思いつかなかった。挨拶してどうすんのかと思う。さようなら、アデュー、夏の思い出。

それでは。