ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-05-09

フランス式青い目をした水泡と星屑のアンドロイド

a.m.s.恵比寿プレイスです。

これは都会のアスファルト・ジャングル、ピンクサファイヤ系の親戚だね。でも、真ん中の穴が開いているから、ブルーのカラコンにも見える。でも、穴が開いていない所もあるから、カラコンみたいに人間の視力補正用ではなくて、アンドロイドか、宇宙人か、半分機械半分人間か、新種の生物か、架空の生物とか機械の青い目にも見える。


カラコンをするのは、何故?するとどう見える?

コロッケって食べ物あるじゃない?わたし、炭水化物が好きだからアレ好きだけど、コロッケって元はフランス料理じゃなかったっけ?それが西洋の国から輸入されてきて、戦前の日本人の人たちの手にかかって、自分の口に合うように調整してたりしたら、なんか知らん間に原形をとどめないくらい換骨奪胎されちゃって、例のお馴染みの、肉屋で一個80円で売ってるお惣菜になっちゃったわけでしょ?元のコロッケの国の人は え あれが これになっちゃったの?もうこれ コロッケじゃないじゃん。て驚くと思うんだけど、それほど日本の食卓に馴染んじゃってるよね。湯気をあげるもっちりしたコシヒカリの白米や、もめん豆腐とねぎの熱い味噌汁や、生の切り昆布の煮物や高菜炒めや、脂ののったしめ鯖や、新潟産の断然美味の筋子や、近海産あじの開きの横にじゃがいものコロッケがあったらこれはもう、解説者マサ子(仮名、37歳)最後の晩餐にしていいと思うけど、もはやこのコロッケって全然おフランスじゃないよね。どうしたらこうなってしまったんだ昔の日本人。ところが最近はさ、30年前にはあまりそれほど一般庶民人民が食べなかったフランスの料理があるとするでしょ?何でもいいけど例えば、「鴨のパテ・ド・カンパーニュ」(てなんだ)をさ、昔の日本人がやったように、味噌汁と白米と塩時鮭に合うように改変したりしないと思うんだね。おそらく、素人が作る場合だって、フランスから輸入された食材をそのまま使ってフランスのレシピそのままで作る努力をするんじゃないかと思う訳ね。

わたしはいわゆる古式ゆかしい昔からの「日本人体型」で、足が太くおしりがでかく、ハニワでたとえるならば弥生式ではなく縄文式であってそれはハニワではなくもはや土偶である。よって、最近年甲斐もなくカラコンしてんだけど、カラコンをした若い娘さんたちが本当にバービーに見えて、フランスの鴨のパテ・ド・カンパーニュならば、私はがんばって西洋人のマネをする大正昭和・モガ体型の80円の肉屋の男爵いもコロッケなんだと思う。

それでは。