ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2014-03-28

万華鏡と曼珠沙華 ファインダー越し

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは 万華鏡ぽくもあるし 写真ぽくもあるし でも 西瓜な気もする。



わたし解説者マサ子(仮名、39歳)はこないだ 両親がちょっとした引っ越しをしたから手伝ったんだけどさ 実家のドアをあけたらもうなんか 家中段ボールなんだよ。全然片付いてないの。そんで 疲労困憊しながら 数百箱はあろうと思われる段ボールを 一個一個片付けて行って さあ何となく段ボールがはけてきて 下の畳が見えるようになってきたと思ったら 三段ボックスが3段積み上げてあってさ うちのお母ちゃんトメ子(仮名、66歳)が 何か もじもじ しながら

それ 写真だから エヘ 重いの☆ ウフ・・。

みたいなことを言うんだよ。そういや 思い返してみると うちのお母ちゃんは20年位前に何を考えたのか 趣味で写真をやり始めて 旅行に行っては 重い一眼レフを抱えて白黒写真をいっぱい撮って 当時はデジタルカメラじゃないから 家に帰ってきてから 何やらおもむろに 暗室を作って 何をしているのかごそごそと 写真を焼いていたんだよね。で、その三段ボックス3段にそれらの 思い出の白黒写真が全部詰まってるらしい。てか マジで重いですから。30kgくらいあんじゃないの。みたいな感じでさ とにかく 母トメ子(仮名、66歳)が ほら それ あの あそこの6畳の押入れの下の段に 入れて とか言うから はああああああ?とか 言いながら 父たけし(仮名、66歳)と一緒に三段ボックスを いっせいのせっ!で 持ち上げて 運んでたら 母トメ子(仮名、66歳) が また何やら もじもじ しながら ア あいy そっちじゃなくて やっぱ こっち エヘ☆。 みたいは 事を言うわけだよ。で 父(たけし、仮名66歳)と 私解説者マサ子(仮名、39歳)は もう腰も抜けんばかりに 三段ボックスを運びながらはあああああ?六畳の押入れって いったじゃんっ とか言って 抗議の悪態をついて行先を変更しつつ ねえねえ  お父ちゃん やっぱ趣味は歌とか踊りみたいに 形に残らないやつがいいね おお そうだ そうだ マサ子 歌とかバレエなんか やった瞬間から ぷわ~ っと 消えていくからな やっぱ そういうのじゃないとな。っていうことで 私解説者マサ子(仮名、39歳)の家庭内においては 30kgの三段ボックス3段の重量を誇る現像写真より やっているその瞬間しか人様 世間様 お天道様にご迷惑をかけない 趣味である声楽をたしなむ私解説者マサ子(仮名、39歳)に軍配が上がったのである。そういうわけで 時代は変わって デジタルカメラって 革新的だよね。音も出ないし物理的存在もないので 趣味として完璧だよね。っていう。声楽の方が迷惑かけてる気がしてきた。

それでは。