ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-09-16

古谷葉月のムソルグスキー

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは実にはっちゃんらしい 秋の展覧会的美術のネイルだね。


私解説者マサ子(仮名)は教養の無い女である。よって 美術館とか博物館に行く趣味がない。なんでかっていうと、なんで絵を前に立ってずっと見てられるのか全くわからないわけ。見たら終わりじゃん?するってーと それは鑑賞ではなくて ただのチラ見しながらの素通りなわけだけど、やはり絵を鑑賞するためには 教養や知識や審美眼といったものが必要なのであって 私解説者マサ子(仮名)には そういったものが一切培われていないし 訓練もした事がないので 美術館に行っても 最初から最後まで、この絵の前から次の絵の前に移動して、停止して、速やかにまた移動を開始して、この絵の前から次の絵の前に移動して、歩いて終わり。というわけで 停止時間がほとんどないので 鑑賞時間を算出するために、速度x 距離。以外の要素は全くない。そんなわけだから、よっぽど気心の知れた人じゃないと 美術館には一緒には行けないと思う。だって 相手が一つの絵の前に5分も10分も20分も止まって見るんだったら 私解説者マサ子(仮名)は その間完全に手持ち無沙汰の手持ちブタさん。になるわけであって、女の人の買い物に付き合わされて カオナシのような表情の無い表情をして そこらへんに立ったり座ったりしているデパートにいる男の人たちと同じようになってしまって そんな事ではお互いが不幸になる。しかし あの男の人たちっていうのは なんでみんなああいう風に カオナシの表情、風情を全身で表現してるんだろうかね。僕はつまらない買い物に付き合わされています。って 全身表現を行う何かの芸術活動なのかと思うよね。女の人は 嫌な事に付き合う時に ぶーぶー文句言うからああいう カオナシ的表現芸術活動には向かないのかもしれないね。しかしどうなんだろうかね そんな芸術表現をするのならば 嘘でももう少し楽しそうに付き合う演技と割り切って付き合ってくれても良さそうなもんだけど 男の沽券的にはそういう風にはいかないのかね。色々大変だよね。

それでは。