ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-09-23

古谷葉月の美粧のワルツ

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日のネイルは実に是はっちゃんの真骨頂といった風情の美術的美粧のネイルだね。こういうネイルを美しく真に芸術的に絵画に仕上げられるのははっちゃんをおいて他にない。ないのであるったらないのである。

ところでさ。

私解説者マサ子(仮名)は お化粧をしなくなってから少なくとも4年くらい経つんじゃないかと思うの。私解説者マサ子(仮名)の履歴書。を語っても しょうもなー。って 話しでしかないので 「いろいろあってですね。」の一言で割愛するようにするけど まあ いろいろあってですね。いろいろな変遷を経て何か化粧してないんだよね。20歳くらいの頃はJJとか読んで巻き髪だったわけで 35歳くらいまでは世の中に売られている化粧品で知らない物は無い。というくらい化粧品が好きだったし 化粧品の雑誌はよく買ってたし まあ マニアとまではいかないまでも どこのメーカーの化粧品はどうで、何を売っていて 新発売のものは何か とかそういった 知識一式一揃えは常に最新情報が頭の中に更新されていたものだ。そんで そんな あれやこれや昔買った化粧品一式が山のように家にあってさ、まあ古くなって来たし 大概捨てたんだけど それでも まだこれ使えるのかな。みたいな 化粧品は少なからずとってある。ほとんど使っていない美しい色とりどりのアイシャドウを捨てるに忍びなくて ただのもったいない精神で取ってあるだけだと自分でもわかってるんだけどね。ていうか こうやって文章に書いていたら はっちゃんがネイル道具として使わないやつは全部すてちまおう。って なんか決心がついた気がするな。だいたいが 百歩譲って5年前のアイシャドウが使えたとしてだよ?私解説者マサ子(仮名)の持っている化粧の技術っていうのは 当時・・ ていうか 当時ていうのが10年前なのか 20年前なのかは知らないけど 当時は決して低いわけじゃなかったというか むしろ高かったと思うんだけど それはあくまでも <10年、20年前の自分が10年、20年前の化粧品と化粧技術で最大限に化ける手法。>であって、今の自分に適用できるものでもないし、今の時代に適用できるもんでもないよね。もし適用するとなると バブル的な化粧をなさっている御姐さま。的な事象になるのは火を見るよりも明かである。っていうことだよ。でもさ 私解説者マサ子(仮名)だって 年に数回は化粧をする事があるわけで そうすると 百貨店の化粧品カウンターに行って すみません。化粧品一式買うので 化粧のやり方教えて下さーい。ていうのを やらないといけないんだろうか。たぶんカウンターのおねえさんから見ると 化粧のけ。の字もした事がない人。に見えると思うけど まあ実際そんなようなもんだよね。あとたぶん2年くらい前に腰を抜かしたのが ゲランのアイシャドウがいやに似合うんだよね。あれには驚いたよ。20代の頃って ゲランのアイシャドウをつけると野暮ったく見えたもんだけど 時の流れと共にゲランがよくなってくるわけだね。わからんけど 若い頃に似合う化粧品は若い頃にしか似合わないから 顧客の数がせいぜい10代から30代までに絞られるけど ゲランはそうじゃないからねえ。もしかしてゲランの顧客って100歳くらいまでいるんじゃないだろうか。すごいよね ゲラン。てか なぜ私解説者マサ子(仮名)はここでゲランの提灯持ちをしているのだろうか。

それでは。