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a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2016-03-17

漢語と古文の象形漢字

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは漢字や文字のネイルだね。

私解説者マサ子(仮名)は日常生活でほとんど字を書く事がないので たまに字を書くと 驚く程汚い筆跡であり しかも もうほとんど漢字が書けなくなっている。自分の名前と自分の住所と 「株式会社」と「代表取締役」くらいまでなら かろうじて書ける。


あと 魚だったら 鯵。は書ける。理由は鯵の刺身が好きだからである。フライはいかん。やはり鯵は生に限る。コハダも大好きだけど コハダってどうやって書くんだろうかね。口が聞けなくなったら 字が書けないと 注文できなくなってしまうだろうから この機会に コハダってどういう字を書くのか 覚えていた方がよさそうだ。


しかしあれね。

時代は増す増すデジタル化の一途を辿り 私解説者マサ子(仮名)からして字などほとんど書かないのだから 最近の若い子なんて 鉛筆とか見た事あんのかね?黒電話とか見た事ないって言うじゃないの。固定電話の使い方知らないとかさ。学校とか受験はまだ 鉛筆とか使ってんの?まだ使ってるなら かろうじて 若い子たちも文字を書けるのかもしれないけど これだけデジタル化が進んでいるのに 学校や受験だけ 古式ゆかしく 鉛筆と消しゴム。っていうのも 時代錯誤な話しでさ そうすると 遠くない将来に 学校や受験もデジタル化するはずだ。

そうすると 鉛筆とか消しゴムって 斜陽産業になって フィルムカメラみたいな存在になっていくはずだ。フィルムカメラと同じで芸術表現にしか使わない。そうするってえと ますます 漢字は読めるけど 書けない。っていう認識の仕方になっていくんじゃないかと思うよね。最初から文字がアルファベット表記の国とか ハングルとかは 「読み」と 「書き」の能力が乖離しないけど 漢字文化圏の 中国と台湾と日本は 増す増す「読み」と「書き」が全く別の能力になるよね。まあ 今でもそうか。数千の漢字は読めるだろうけど 数千の漢字は書けないもんね。薔薇とか憂鬱とか檸檬とか。こないだなどは 趣味でならっているイタリア語の時間に 「翻訳」という字が漢字で書けなくて 

マサ:ロベルト先生(仮名)、「翻訳」って こういう字でしたっけ。羽は右?

ロベ:そうですね 羽は右。

って もうさ 日本語まで教わる始末であって 漢字。特に難しい字になればなるほど 大人になってから学習した外国人くらいしか ちゃんと書けなくなるんじゃないかと思うね。

それでは。