ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2016-04-07

帝国の煌めきと証明

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは黒々と煌煌と輝く紋様のネイルだね。


さて。私解説者マサ子(仮名)は 独身独居であり 都心の狭小賃貸マンションにお住まいになられている。前に住んでいた所も 都心の狭小賃貸マンションだったんだけど ちょっと 小洒落たデザイナーズマンション。というやつだったので 天井がダウンライトになっていて 自分で照明器具を買って取り付ける必要がなかった。そんで 3年くらい前に今の所に引っ越して来たんだけど 今の所は 普通の大手のデベロッパーが管理している 銀行の投資用マンション。かなんかなので 超普通の設備の安普請。であり ビルトインの乾燥機付き洗濯機もなければ 無駄に廊下に間接照明が付いていたり 天井にダウンライトが埋まっていたり 廊下が無駄に白いタイルだったりすることもない実に普通の無味乾燥な賃貸マンションなのね。

で 引っ越してくる時に内覧したら 天井の照明がどういう仕組みになっているのか わからなかったから 一緒に内覧してくれた不動産屋のお兄ちゃんに これ電気、自分で何かしなきゃいけないんですか?と 聞いたら お兄ちゃん曰く

必要ないですね

というので そのまま引っ越して来て 夜電気をつけようと思ったら付かない。

というか 天井にあいている穴は 照明器具を取り付ける穴だったのであり 自分で照明器具を買って取り付けない限り 電気のつかないマンションであるということが 引っ越してからわかった。

何が必要なかったんだろうか・・・。

あれから 3年。

ずっと テーブルランプだけで 過ごしているのだけど私解説者マサ子(仮名)は蛍光灯が大嫌いだし ちょっと薄暗い方が間接照明で雰囲気も良いじゃない。と思って生きているんだけど 夜に来客あれば 客人宣て曰く

真っ暗だよ。

というくらい どこのジャズ喫茶かよ。と言うくらいの 真っ暗さ加減だったんだけど 思うように良い具合に 天井からつり下げるペンダントライトあるいはシャンデリアが見つからないから放っておいた。が、ついに こないだ ちょっと出かけたときにたまたま通りがかった 不思議な電気屋にちょうど良い頃合いの舶来のガラス製のペンダントライトがあったので 買った。

取り付けた。

それで 電気つけたら同居のねこが 腰抜かした。

ねこは (夜は暗いものだ。)と信じて生きて来て3年。

いきなり 部屋が明るくなったので 腰を抜かしたんだけど なぜ腰を抜かしたのかというと ライトのガラスに模様が入っているので 電気を付けた瞬間に天井がちょっとした日章旗。あるいは アシダカクモ。みたいになってしまっているのであって こりゃいきなり こんなんなったら ねこ びっくりするわ。


それでは。