ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2016-10-04

古谷葉月の貫禄と鈍い光

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは宝石は宝石でもな〜んだ?じゃなくて 新しい宝石じゃなくて 古い宝石 骨董の宝飾品。


私解説者マサ子(仮名)は 若作りはしない方であり なぜならば 御年41歳なのであり どうやったって16歳の処女には戻れないからである。そういうわけで 16歳の処女性を拒否する方針で生きて来たら どうも方針に勢いがついてスピードが加速して 貫禄がつきすぎちゃった。

実の所、おでぶりーた。のでぶりーな。であるから 貫禄がついて見える。というのもあるかもしれないけど やはり少しは 自分が16歳の処女である。と偽る気持ちがあった方が貫禄が付くスピードの加速具合も緩まったのではないかとも仮定法過去で推測されるけれども 今となっては 自分が16歳の処女であると偽ることもできず すべてが後の祭り。秋の大感謝祭である。シールを集めて皿を貰う。

しかしながら、いったんついた貫禄を否定するわけでもないし あればあったで装飾品の類いとして色々便利なので まあ良いのだけど こないだ久しぶりに化粧品を飼おうと思って化粧品カウンターに行ったらBAさんが男の人だった。そうさな。例えて言うならば 「このたび御解散をすることになった国民的人気男性アイドルグループのうち、司会者として活躍するNさん。」みたいな 雰囲気であり 

僕、今40なんですけど〜

と おっしゃる。

おそらく職業柄、若々しく見える事が求められるので 年齢を重ねると付いてくる貫禄というものをつけないように、ついたとしても見せないように 数十年と訓練に訓練を重ねて 40歳の男性というものが持ちあわせるであろう貫禄。というものを、一切持ちあわせておられない、まったく見せないその若々しいご様子を見るにつけ 隣にいる私解説者マサ子(仮名)が 貫禄の塊 実態の無い大御所感。をじゃらじゃらとお金持ちの奥さんの宝飾品のように首や肩が凝る程身につけており今の今にも芸能生活45年~ありがとう。新宿コマ劇場 私解説者マサ子(仮名)座長リサイタル。とか言い出しそうな勢いなのが明確に浮き出してくる。

あら。やっぱり 少しは 何とかした方がよかったのかしら。

とも 思ったけども

ここに来て 愛ちゃんの輝かんばかりの若さと可愛らしさ満載の振り袖姿の婚約会見を見るにつけ やっぱり ここに遡ろうとするのは到底できないよね。思えば遠くに来たもんだ。と思ったのであるのである。

それでは。